光沢剤の働き
たくさんの種類の食品添加物の中には、光沢剤というものもあります。
光沢剤にも様々なものがありますが、大きく4つの種類に分けられています。
その4つの種類の光沢剤を、これから紹介していきます。
一つは、植物性のもので、カルナウバロウなどです。
二つ目は、動物性のもので、ミツロウなどです。
三つ目は、鉱物性のワックス類で、マイクロクリスタンワックスなどです。
四つ目は、樹脂類のもので、シェラックなどです。
食品の表面に被膜をつくることで光沢を良くするのが、光沢剤の働きです。
光沢剤には、このように外見を良くする効果だけではなく、食品の品質を保持するための様々な働きも持っています。
光沢剤には他にどのような働きがあるか、紹介していきたいと思います。
光沢剤には、空気や湿気を遮断し、食品の品質を保持する働きがあります。
かんきつ類の防虫効果、鮮度を保持する効果もあります。
生野菜の水分の蒸発を抑制する効果があります。
光沢剤の一種であるミツロウは、ミツバチの巣を加熱圧搾して、ろ過、精製して製造されます。
主成分であるパルミチン酸ミリシルは、ミツバチのお腹にあるロウ腺から分泌されたロウのことで、熱エタノールや油脂に溶けてつややかな被膜を形成していきます。
食品添加物としてミツロウが主に含まれているものは、お菓子、果実、コーヒー豆です。
表示には、一括名で「光沢剤」と表示されているか、物質名の「ミツロウ」と表示されていることもあります。